イアンノーネとカモメ
ドカティのイアンノーネ選手、ヘルメットのデザインを変えました。
2016シーズンを新たな気持ちで戦う決意のヘルメットです。
ヘルメットはこれ。
目次
カモメとの出会い
なんと、カモメが書いてある。
このカモメは2015シーズンの第16戦、フィリップアイランドのレース中、
イアンノーネに激突したカモメではないですか!
レース内容は下記
確かに、このレースを境に、トップライダー入りした感じがある。
イアンにとっては思い出の出来事でしょう。
でも、カモメはお亡くなりになっているし、この感覚は理解できない。
国民性の問題だろうか?
考えていたら、同じような事例を思い出した。
ウルトラマンの事例
昔、ウルトラマンが地球にやって来た時、事故でハヤタ隊員の命を奪ってしまった事がある。
ウルトラマンは責任を取る為、自分の命をハヤタ隊員に与え一心同体になり、地球ではハヤタ、宇宙ではウルトラマンに戻って生きていく事になりました。
この話と同じじゃないの?
カモメの命を奪ったイアンノーネ、自分の命を分け与えたと思われる。
ウルトラマンは、怪獣と戦う時は本来のウルトラマンに変身(戻る)、それ以外はハヤタ隊員(人間)。
イアンノーネは、レース期間中は人間、それ以外はカモメと推測される。
ウルトラマンの場合、何万年も生存できる生物なので、人間のたかだか80年ぐらい一瞬の出来事、ハヤタ隊員の残りの人生に体を貸すのも、ありではないでしょうか。
イアンノーネの場合、カモメの寿命は20年ぐらい、激突したカモメが何歳だったかわかりませんが、寿命を全うするまでカモメと一心同体なのかも。
これから5年から10年は現役ライダーとして活躍できるでしょうから、
カモメライダーとして生きていく事を決めたと考えられる。
なかなか出来る事じゃないです。いやはや立派。
そこで気になるのが地上での活動時間。
ウルトラマンは地上で3分しか戦えない。(存在できない)
イアンノーネの場合、レースウイークはフリー走行、予選、決勝と3日間あり、大丈夫か?
フリー走行の前のイベントやミーティング、これにも出ないと・・・・
これは推測ですが、カモメも人間も地球の生物、3~4日間ぐらいは平気で変身を維持できるのではないでしょうか。
でも、あまり人間の時間が長いと、カモメに命を分け与えた意味が無い。
もう少し深く考えてみましょう。
ヘルメットにカモメの絵の理由
そこで、ヘルメットに不自然なカモメの絵。
何か理由がある。
(ハヤタ隊員はウルトラマンのヘルメットしてなかったし、逆か?)
調査を進めていたら、ある情報を入手。
ドカティのプライベートテストで、「ライダー無しでストレートを高速走行するバイクを見た。」
そのバイクはカーブを曲がらず直進してスポンジバリアに突き刺さったそうです。
まるで、ライダーが走行中のバイクから、飛び降りた感じ。
時速300Km以上のマシンから飛び降りるなんて、サーカス団でもできない。
ライダーに羽でも付いてれば、簡単な話しだろうけど。
ん・・これだ!。
ある程度の速度に達すると、人間への変身が解け、カモメに戻ってしまう。
この現象を防ぐための「ヘルメットにカモメの絵」だと考えられます。
(高速で移動しても変身しない、御札の様な物)
納得、スッキリ。
まとめ
今年のドカティは何勝かできそうな雰囲気です。
その優勝に一番近いイアンノーネ選手。
時速何キロでカモメに変身するのか、イアンノーネでいられる時間はそもそも何時間なのか、まだまだ謎だらけです。
それでもカモメと共に歩む事を決めた心意気に敬意を払い、応援しましょう。
また、この記事を読んで下さっている皆様へ、
MotoGPのレースを見る機会があったら、イアンノーネ選手から鳥の羽が出てこないか、注意深く観察してみて下さい。
もし羽を発見しても、けっして声には出さず、心の中で「やっぱり」と呟きましょう。
頭がおかしいと思われるので。
ドカティのトラックにカモメが止まっていたら、それはイアンノーネ選手です。
2月17・18・19は、そんなカモメの出身地(フィリップアイランド)
でオフィシャルテストやってます。
おしまい。