モヤモヤCMをスッキリ整理 車編 シーリーズ改善さん
こんにちは改善ナオです。
いろんな事が気になりだすと眠れない性分です。
今年になって放送されている車のCMがモヤモヤします。
何が気になるのかって?
この車のCMです。
では、説明しましょう。
シーン1
自宅の窓から雨空を見る母と子。
今晩は天体ショーのある日なんですね、残念ですね。
シーン2
親父が突然叫び、息子を連れだし、車に乗る。
熱いおっさんだな、外は雨だよ。
シーン3
走る車、そして山道を上り雲の上に出る。
馬力のある車ですね。
シーン4
到着した場所は満天の星空、子供が喜ぶ。
こんな感じのCMです。
アウトドア用の車、家族でどうぞ的なイメージだと思います。
車はイイとして、こんな家族存在してるの??
モヤモヤ問題点
気になる点は大きく以下の2点です。
- なぜ山は晴れると親父は思うのか
- 母親は父親に意見しないの?
改善の余地は無いのか、深く考えます。
問題点1について
まず、子供が雨止まないと嘆く時間帯。
光の具合から夕方(薄暗い)で、16時から日没の間だと推測されます。
シーン1は17:30と仮定します。
現実にシーン2の様に突然子供を連れ出そうとすれば、奥様から・・・
- 「もうすぐ晩飯だろ、どこ行く気だ、飯作ってんだよ」
- 「雨の日に子供を連れまわすな、喘息がでたらどうすんだ!」
- 「あんたーー車に乗りたいだけだろ!」
- 「おまえは気象庁か!!どこが晴れとるんじゃ」
怖い・・・
こんな感じで奥様に怒られるかも。
これでは話が進まないので、シーン1.5を挿入してみましょう。
ポイントは合理的に山へ出発できる理由を奥様に伝える事ができるかです。
また、天体ショーの時間は19:30と仮定します、子供が小さいので、山からの帰宅時間を22:00とします。
シーン1.5
スマホで雨雲の予想を確認、3時間後には晴れる事が判る。
気象レーダー見て天候を予測。
予想では晴れに向かっていて、2時間後から雲が途切れる予報。
そして3時間後は晴天予想です。
自宅で3時間待てば晴れるが、それでは2時間後の天体ショーが見れない。
こんな条件なら車で晴れるポイントに移動する事を許してもらえるかも。
しかも、自宅近辺では町の明かりで星空が期待できないので、山なら好条件になる。
とは言え、山は天候が変わりやすい。
素人が山なら晴れるって意見は無謀ですね。
このお父さんの趣味は登山で、山の天気には詳しく、経験豊富って事にしましょう。
4WDのユーザーにばっちりな趣味で違和感ありませんし。
シーン1.5に「父の趣味、登山」ってテロップ流しましょう。
もう一つの問題点。
問題点2について
奥様に余裕があるのか。
まず家族構成は父、母、子の3人。(他の人は出てこないから)
子供は身長から幼稚園児ぐらい。
CMの日は旦那が家にいるので、土日と推測。
奥様が専業主婦だとしても、土日はゆっくりしたいですね。
共働きなら、もっとゆっくりしたい。
総合するとCMの日は土曜日の夕方に設定すれば、夜遠出するのも苦じゃないかも。
シーン1に「ある土曜日の夕方」ってのを流しましょう。
あと気になってたのはシーン4で、奥様がノリノリで走っている事。
「待ってよ~私も見る」的な。
なんて無邪気、違和感あると感じるのでした。
だって、雨上がりでしょ、地面ぬかるんでるかもよ、走ると服汚れるよ。
山だから虫も多いでしょうね~。
テンション上がる何かが足りないと思う。
そうそう、夕食作っている途中の可能性あるし、
そんな時に、「行くぞ!」って夫が叫んだら・・・
怒ります。
もしかして、ご飯炊き忘れてた?
ならいいけど。
ここはもう一工夫して、シーン1.5に夫が妻に相談するセリフを挿入しましょ。
夫:「ママ、3時間後には晴れそうだよ、いつも登る山なら2時間後には晴れると思う」
妻:「そうなの、晴れるならドライブもありね、ちょっと待ってって、夕食をお弁当に改造するから。おにぎりと紅茶も作ろう(ハート)」
いっきにアットホームになりました。
実は子供は体が弱く、入退院を繰り返していて、今日は久しぶりの自宅だったって伏線もありかも。
これなら天体ショーに興味のない虫嫌いの妻でも協力的になれる。
泣きそうになるシーンになったりして。
では、モヤモヤを解消したCMを流してみます。
シーン0
病院にて。
子:「ママ、退院できたら流星みたいんだ」
母:「大丈夫よ、絶対よくなる退院できるから、諦めちゃだめよ。そうだ、パパに星座盤買ってもらおうね」
ナレーション:子供は難病であった。
シーン1
土曜日の夕方、自宅の窓から雨空を見る母と子。
ナレーション:子供の病状は相変わらずだが、一時帰宅が許されたある日の土曜日。
子:「ママ、病院で勉強したんだ、今日は20:00前後に西方で流星群が見えるんだぁ。でも雨あがらないね、見たかったなあ流星群」
母:「・・・・」
シーン1.5
スマホで雨雲予想を見る父。
夫:「ママちょっと」
ナレーション:子声で妻を呼ぶ夫。
夫:「3時間後には晴れそうだよ、いつも登る山なら2時間後には晴れると思う、渋滞しても行き1.5時間、帰りは1時間ぐらいかな」
ナレーション:夫は元登山家であった、今は家族の為に定職に就いている。
妻:「よかった、晴れるならドライブもありね、ちょっと待ってって、夕食をお弁当に改造するから。おにぎりと紅茶も作ろう(ハート)」
妻:「諦めちゃだめね(涙目)」
シーン2
「諦めるな!」親父が突然叫び、息子を連れだし、車に乗る。
シーン3
走る車、そして山道を上り雲の上に出る。
ナレーション:諦めない気持ちが結果を変える。
シーン4
到着した場所は満天の星空。
子供:「流星だー」
以上 スッキリしました。
流れ星に家族でお願いできたね、子供の難病もきっと治る。
今晩はゆっくり寝れそうです。
おしまい