電子工作初心者がIoT挑戦! さくらのIoT開封の儀
最近IoT(アイオーティ)って言葉を耳にします。
また業界が造語作って何かを売りつけようって魂胆?
物のインターネット(Internet of Things)の略称だけど、とっくに始まってる仕組みに名前を付けてみました、みんなで使いましょう!
ねっ、新しいでしょう。
こんな印象です。
昔からある代表的なIoTはwebカメラ。
スマートフォンもIoT機器です。
IoTって言葉を頑張って普及させようとしているので、私も乗っかってみようかな。
いや、乗り遅れるな!
目次
やることと必要なもの
何かの機器情報をインターネットのサーバーに保存して管理しましょう。
温度やGPS座標などアイデア次第でいろいろできそうですね。
必要なものは情報を取集できて、インターネットに接続できる機器。
- Windowsパソコンにセンサー付けて、常時インターネット接続すればIoT機器が完成できます。
しかし高価、インターネットの接続費も台数が増えると現実的じゃない。
パス! - では、スマートフォンは?
LTEが使えて場所を選ばず利便性高い、内臓のセンサーを利用するだけなら完結できます。
でも他のセンサーが使いたくなるとお手上げ。
そもそもアプリ開発の技術力無いから、
パス! - 最近流行りの安価な電子工作ボード。
Raspberry Pi やArduinoに通信機能付けたものが使えそう。
採用!
電子工作の知識は乏しいが、学びましょう。
機器とは別に、情報を貯めるサーバーが必要なので、webサーバーのレンタルも必要。
セキュリティ対策とか難しそうですね。
セットで始められるサービス
そんな悩める時期にサクラインターネットがIoTサービスを始めるとキャッチ。
早速申し込みました。
機器とインターネットの接続はdocomo回線とsoftbank回線が選べます。
LTEだから場所を選ばない。
しかも機器からサーバーまでの通信は閉域網(専用の回線)を使うから難しいセキュリティ対策を考えなくていい。
サクラインターネットのIoT事業
サービス提供時期
まだ正式開始前の試験期間です。
アルファーサービスは締め切られたので、このブログを読んで使ってみようと思う方は、ベーター版に申し込むか、正式サービスの開始を待ちましょう。
さくらのIoT開封の儀
アルファー版を申し込んだのが今年の2月、軽い審査があり、受理されたのが3月でした。
そして機器本体が送られてきたのが5月、オプションが6月初旬に届きました。
IoT通信モジュールセット2個、soracom(docomo回線)とsoftbankです。
セットを組み立てると下記になります。
これは単なる通信モジュールなので、本体のマイコンボードが必要です。
Arduinoボードを別途購入。
Amazon.co.jp: 【永久保証付き】Arduino Uno: おもちゃ
アルファー版の告知が始まった当初は、マイコンボードにmruby用も検討されていました。
試験機器調達の関係でしょうか?最終的にはArduino一本になりました。
ベータ版、正式サービスでは復活する可能性あり。
組み立て
IoT通信モジュールの隙間にはsimカードが見えます。
完成したIoTモジュール
Arduinoと合体
Arduino向けシールドボードを利用しないときは下記ケーブルで繋ぎます。
素人には・・・・・
通信テストまでの道のり
チュートリアルが用意されています。
この手順通りに進めると初心者でも試験通信ができます。
大まかな手順は
- サクラインターネットの利用開始(既存利用者は不要)
- コントロールパネルの登録
- IoT通信モジュールの登録(soracom,softbank)
- Arduinoデバッグ環境作成(デバッグソフトダウンロード)
- 通信試験プログラムをダウンロードしてArduinoに転送
Arduinoのライブラリーフォルダーにコピー
いろいろ迷う点はありましたが、よく読んで作業すれば大丈夫。
正常に通信キャリアと認証ができるとテスト通信が開始されます。
Arduinoに電源を供給するだけで、数字をカウントアップするデータが飛んできて、発信してるぜとWeb画面に表示。
おー何だかすごい。
まとめ
通信できる仕組みが簡単に構築できました。
自前で同様な仕組みを作るのは大変です、簡単に始められるIoTサービスが提供されて新しい何かが始まる予感。
利用料は決まっていませんが、低価格での提供を期待します。
以上 次回からはセンサー付けて、情報収集してみましょう。
次回に続く