機内は情報漏えいパラダイスだった
先日、飛行機に乗り込んだ時、私の行く手を阻むオッサンがいた。
通せんぼオッサンだ。
目次
オッサンにマナーは無いのか
荷物を上に上げているからではなく、単にスマホを見て仁王立ち。
「オッサン後でやれよ」と心の中で叫びつつ「すみません」と言ってみた。
無視・・・
再度「すみません、通してもらっていいですか?」
やっと気が付いた。
オッサンは、ちょっと会釈して、通路から中へ移動。
しかし、運悪く私の席は、オッサン席の奥側の窓際でした。
「あっすみません、この席なので、いいですか?」
オッサンには一旦通路に出てもらい、無事着席。
オッサンは悪びれる様子もなく、スマホいじりを再開。
感じ悪!、なんだこいつ?どうなってんだ(怒)。
ムッとはしたが、そんな事ぐらいでは怒らないよ、大人だし。
ブログには書くけどね。
オッサンは、イケメンの40~50代、サラリーマンと思われる。
髪は多いが白髪も多い。
ちょっとカッコいいのが、鼻につく。
機内で仕事
飛行機が離陸して、暫くすると、このオッサン。
空いている座席にA4ファイルやシステム手帳をバッグから出して積み上げた。
おいおい今度は何が始まった?
普段なら気にしません。
でも、このオッサンは何者か興味があり、横目で監視してみた。
クリアファイルから資料を取り出し閲覧を開始。
同じ表題の資料が複数枚重なっていたので、最終チェックかな。
会社名は・・・(横目でサーチ) ○○建設か、かなりの大企業。
なになに、内容は、○○地区開発勉強会資料とな。
へえ、現地に着いたら、説明するのか。
焦ってるんだこの人。
ギリギリまで仕事してたんだ。仕事できなそー。
おや、待てよ、私もこのパターンが多いぞ、きっと仕事できなそーと思われてるね。
なにか同士みたいな感情が沸いてきたぞ。
がんばれオッサン。
1時間半は仕事ができるぞ!
社外秘はいかんね
次に出てきた資料はA3の土地地図、○○地区一角の図面です。
そこには△ビルをマーカーで塗って、「建て替え決定」と書いてある。
ひえー、それって社外秘じゃないの。
私には無意味だけど。
大丈夫か、この人。
大企業でも情報漏えいの教育、ちゃんと出来てないみたいですね。
いや、実施している筈。この人の問題か。
ここで一句、「情報は、漏らして気が付く重大さ」
まだまだ秘密が出てきそうですが、オッサン焦ってって可哀想なので、
以降は見るのを止めました。
(本当は自分の仕事をする為だけど)
まとめ
人それぞれ、入って欲しくない空間、パーソナルスペースがあります。
このスペースが限界値を下回ると、相手に干渉しない脳内ルールが発動するそうです。
(他人と隣り合わせなのに、居ないかのような行動を取れる)
飛行機の座席って、そんな感じです。
私は、機密の文章は開かない様に注意はしてますが、
プログラム作成をたまにします。
この時、自分の名前やプログラムソースは隣の席から丸見え。
ソース見られても困らないけど、混んでる時は止めよう。
誰かが私の行動を見てブログ書くかも知れないしね。コワ
最後に、オッサンが事件を起こさず、無事定年まで勤めることを、お祈りします。
以上 この文章は飛行機の中で書きました。