AccessプログラマーのためのWEB開発入門 第6回 NetBeansでPHP
今回はプログラムを書く準備です。
言語はPHPを使います。
コードを書くのにテキストエディタでも構いませんが、入力支援や文法エラーのチェックはしてくれないので、便利なツール、NetBeansを使いましょう。
Oracle社が提供しているjava用のツールで有名ですが、PHPも使えます。
java(JDK)を設定しよう
NetBeansを動かすためにJDKが必要。
下記からダウンロード
Java SE Development Kit 8 - Downloads
Accept License Agreement にチェックを入れ Windows x86 をダウンロード。
ダウンロードしたexeを実行。
次
標準で構いませんが必要ならフォルダーを変更して下さい。
チュートリアルは見ずに閉じるで終了。
以上でJDKのインストールが完了。
NetBeansを設定しよう
下記からダウンロード
https://netbeans.org/downloads/?pagelang=ja
PHPに●のある列のダウンロードを選択。
ダウンロードしたexeを実行。
次
同意して次。
必要なら変更。
チェックしなくてもOK。
以上でセットアップ完了。
起動するか確認しましょう。
スタート画面のアイコンクリック。
このメニューが表示されれば大丈夫。
JDKの指定が間違っていると警告でます。
XAMPPで利用するApache(webサーバー)を設定
今回は標準の公開フォルダーをそのまま利用するので、webサーバーの設定を変更します。(変更しないとページを表示できません)
XAMPPのコントロールパネル起動。
Configをクリックしてhttpd.confを開きます。
httpd.conf -------------------------------------------------
#
# Deny access to the entirety of your server's filesystem. You must
# explicitly permit access to web content directories in other
# <Directory> blocks below.
#
<Directory />
AllowOverride none
Require all denied
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
-----------------------------------------------------------------
Directoryセクションに赤字のコードを追加。
ファイルを保存後、Apacheをスタート、起動していたら再スタート。
プログラムが実行できるか確認
NetBeansを起動して、新規プロジェクトを作成。
PHPを選択して次。
プロジェクト名を決めて次。
ここで終了でも構いません。
フレームワークは使わないので次。
この指定でOK。
ここも次。
標準のindex.php(雛形)ができました。
ここの<?PHP ?>の間にプログラムを書きます。
試しに文字を表示してみましょう。
VBAだとmsgbox("Hello PHP",,"タイトル")を、フォームに表示するイメージ。
このコード echo 'Hello PHP'; を追加。
ツールバーの▶をクリックすると、ブラウザが開き結果を確認できます。
この表示が出たら成功。
Apacheの設定が間違っているとエラーになります。
さらに phpinfo(); を記述すると、下記の実行環境のバージョンや設定を確認できます。
以上 やっとプログラムを書く準備ができました。
次回に続く。