MotoGPレース観戦の勧め「サーキットで写真を撮ろう」 ツインリンクもてぎサーキットへ行ってきた。
「レース観戦?TV中継で見た方がレース展開把握できるよ。」
その通り、ホームストレートの座席以外は、場内放送が聞き取れなかったり、座席とコースが離れすぎて豆粒バイクの観戦になる事が多々あります。
雨なんか降ったらブルーですよ。
しか~し、サーキットに行かなきゃ解らない空気感や一体感が味わえます。
また、自分が応援しているライダーの写真を撮る事ができる。
思い出と記録、行くしかないね。
そんな訳でMotoGP2016日本グランプリに行きました。
目次
撮影お勧めの日
今回は写真撮影がメインです。金曜のフリー走行が人が少なくてお勧め。
バズーカレンズや一脚を持ち込んでも迷惑になりません。
ただし、MotoGPの走行は45分が2回しかチャンスが無い。
土曜日は、フリー走行2回、予選1,2とチャンスも多く、しかも予選の走りは鳥肌物、その分、観客は増えるので迷惑にならない撮影ポイントは少なくなります。
バズーカレンズが使える場所は限られますよ。
日曜日の決勝レースは人が多いので、撮影スポットのチケットは直ぐ完売し、指定席では流石に大きなレンズは迷惑です。
旗降って応援しましょう。
実はMotoGP観戦は初めてで、今年も諦めていたら金曜日の午前中空き時間発生。
好都合な事に東京に出張中、行くしかない。
強行スケジュールを組みました。
チケット購入はお早めに、サーキットはデッカイよ
強行スケジュールを組んだのが2週間前、木曜でもサーキット近隣のホテルは満室。
そりゃそうだ、関係者泊まってるよね。
早起きしたく無かったので、サーキットから1時間圏内の日立なかに宿泊。
ルートインホテルです。決め手は銭湯付きって所。
ベットの他にソファー+テーブルも設置されていて快適でした。
6時出発。
駐車場のチケットのみ前日(木曜)に購入。
観戦ゲートに近い駐車場は早々に売切れます。
3日間の通しで2000円、金曜は当日でも2000円です。
北門開門は7:00ですが、到着した6:50には既に空いていました。
駐車場はN5で最初の警備員に場所を確認しましょう。看板を見落とすと大廻する事に。
注、金曜日はスタッフが不慣れな為、混乱しますが大目に見ましょう。
喧嘩しないようにね、誰かみたいに。
当日チケット販売開始は7:30です。
時間があるからって歩かず、バスに乗りましょう。
15分毎に出ているらしい。
私は歩いてメインゲートを目指しましたが、迷って25分歩きました。
途中、スタッフに道順聞くが、バスあるよって教えてくれなかった・・・
サーキットは広い、しかも高低差あり、北から中央へはかなりな勾配です。
なんとか7:30のチケット販売に間に合い、1300円の当日券と、3000円の激感エリアオプションを購入。
ゲートオープン、激感エリアを目指せ
何年か前から激感エリアって名前の特別観戦場所が提供されています。
アマチュア写真家や、できるだけ近くで応援したい観客向けのオプション。
このチケットも直ぐ売切れます。ただし5コーナー以外。
何故か5コーナーは余っている。(それでも土日は1週間前に売切れてます)
8:00のゲートオープンに並び、5コーナーに移動。
ところで5コーナーってどうやって行くの?
オーバルコースとロードコースの間にあります。
地図見ても道順が全く分からず、スタッフに聞く事に。
警備員の制服の人に聞いた所、解らないと回答・・・
警備服の人に聞いてみてと言われたが、君もその服だよ??
次にもてぎのスタッフジャンバーの人に確認。
入口施設に沿って4番入口からオーバルを通って行って下さい。と回答。
ありがとう、把握しました。
しかし、ここからが地獄でした。
まずオーバルコースと並行した施設を超えても4番入口が無い。
変だなー 眺めいいけど・・・
先に進むと、先ほど通った北駐車場への道。
カラスに聞いても知らなかった。
結局、北駐車場近くの警備員に再度確認。
私「オーバル渡れって教えられたけど何処でしょうか?」
警備員「オーバルはレースで使う場所だから渡れないよ、潜る道あるからそこ通って」
まじ、さらに下って、上るの?
渋々移動、ここまでで20分は歩いてます。
ホテル前の道路まで来たら、ありました、連絡トンネル。
この先が5コーナーだ。
トンネルを出ると、遠目に5コナーが見えます。
しかし、どうみても関係者エリアっぽい。
通っていいの??迷っていたらオフィシャルに呼び止められて、
立ち入り禁止エリアだと怒られました。
・・・・なんと、おっちゃん間違ってるよ。
事情を話し、特別に5コーナーへ誘導してもらいました。
オフィシャルの方、ありがとうございました。
5コーナー道順の正解は、以下です。
1、オーバルメインスタンドの上部を北に進む。
2、席の終わりに4番ゲートあり。
ここか!!
3、ここからオーバルコースに降ります。
チケットで言うとV1スタンドに行くルートと同じです。
(そう言ってくれれば・・・)
4、オーバルコースを左に直進。
オーバルコースが駐車場になってました。
まとめの地図
5コーナー激感エリア到着はMoto3のフリー走行が始まる10分前、何とかセーフ。
撮影開始、お勧めの撮影機材は?
本日の機材、レンズはAF70-300mmVRとMF500mm。
500mmは保険で持ってきました。(動くバイクにピントが合うとは思えない。)
カメラはD3です。
5コーナエリアから撮影すると。
300mmで下記。
むむ遠いぞ。
500mmでこれ。
どちらも想像していたより激感ではない。
チケット余ってる訳だ・・・。
しかも柵が微妙に高いし・・・
AFの300mmは諦めて、MF500mmで撮影開始。
速くて人力ピント合わないよ~
一脚持ってきてないし手ぶれも心配。
また、下の方に網らしき物体が・・・
身長が180cm位あると写真下の網が写らないかも、とても残念です。
オートバイを画面いっぱいに写すのが理想。
500mmだと35㎜フルサイズのカメラでは物足りない。
APS-C(DX)サイズなら許せるかも。
コーナー入口側から撮影すれば、柵上部の網の問題は多少解決。
しかし更に遠くなった。
マニュアルフォーカス、ピント合わず・・・
それでは物量作戦、最高連射でシャッター押し続けます。
たまにピント合います。
コーナーでの撮影はカメラの連射性能、1秒4枚もあれば十分だと思います。
コーナーはスピードが落ちるので高価なカメラは不要。
(今回のようなマニュアル撮影だとピントの当たり用に大量に欲しいけどね)
ただし、次々に走ってくるバイクを全て納める予定なら、連続撮影枚数の多い機種をお勧めします。
メモリー書き込み待ちで、お目当てのライダーを撮影できない事になりますから。
20分程撮影していたら、柵の網にへばり付いて撮影している人を発見。
網写らないの?
試してみました。
バイクが大きくなった!
しかし、赤枠のように暗い部分が発生します。
これを許すかどうかは個人の判断です。
では機材のお勧め結論
- オートフォーカスレンズ(手持ちの可能性もあるので手振れ補正付き)
- 400mmレンズ以上、可能なら600mm
V1エリアなら300mmでも十分対応可能、ただし決勝では人が多くて撮影が難しいと想像されます - 一脚は使わなくても用意する事(迷惑にならない場所で使えます)
- カメラは連続撮影枚数が多い機種(連射枚数じゃないよ)
- 自転車(観戦エリア外を自由に移動できる)
まとめ
TVで見ていた世界最速の走りが生で観戦でき、これだけでも感動できます。
さらに、走り方の微妙な違いを見る事ができ、何故このライダーは転倒が多いのかなんて発見も。
GPファンなら現地に行きましょう。
なかなか難しい事ですが来年は「らくらく駐車場」のチケットを購入できるように頑張りましょう。
成果物
FP1で走っているバイクを、片っ端から撮影しました。
今後のブログ運営で利用できそうで、上々な成果。
とは言え、マシンのアップ写真は撮影できず、トリミング対応で切り出す事に。
しかも何だか眠い絵ばかり、手振れや微妙なピンボケと思われます。
トリミング+アンシャープマスクで写真完成。
ブログサイズなら大丈夫でも、印刷には向きません。
以下 撮影写真の抜粋。
よそ見をするクラッチロー。
2匹のヒョウ。
マルケスは勢いが違いました。ギュウン、キュ、パッ、ウヲーーンって感じ。
今年の中須賀選手は青色マシンでした。
ビニャーレスも速く感じました。
FP1はロレンソが積極的に走行。
ペドロサはFP1であまり見かけませんでした。撮影チャンスの回数が少なくピンボケの写真のみ。
まさか午後の走行で怪我するなんて。
以上 午前中だけでも強行して良かった。満足。