縦切りでたくさんレモン汁を絞れるのか?
先日ゴールデンタイムのTV番組で、「縦切りしたレモンは、たくさんのレモン汁が絞れる」実験をしていた。
科学番組とは違う知恵袋的なバラエティ番組なので「ほんと~かよ?」と違和感を持ちながら試聴。
何故信頼しないか、それは度重なるヤラセ、結果ありきの都合のいいデータしか見せない、そもそも実験回数が少ない等、いままでの積み重ねです。
ヤラセが発覚して終了になる番組はありますが、この手の番組は無くならない。
需要があるのでしょうね。
騙されてはいけないよ。
今回の実験はレモン
レモンの横切りと縦切り、どちらがレモン汁をたくさん絞れるか。
TVショーでは縦切りが圧倒的に絞れました。
ほんとにぃ?
レモンを絞って実験してみましょう。
居酒屋にて突然始まりました。
- 生レモン酎ハイを頼む、レモンは自分絞り。
レモン絞り器はグリグリ押さえつけるタイプ。 - 切り方は縦と横で2パターン。
- 横切りを絞る。
レモンの切り口が丸いので、グリグリ押し付けやすくレモン汁大量生産。
こんなに綺麗に果肉が採れました。
そしてレモン汁は下写真、大量。 -
次は縦切り。
その前に、レモン酎ハイは同行者に飲んでもらいます。
(私は飲まない)
縦切りを絞った感じは、引っ掛かりが無くスムーズ、あっと言う間に果肉が潰れて無くなります。
但し、切り口が楕円の為、回転しずらい。
楽しみにしていた結果は下写真。
あれ?少ない・・・
左が横切り、右が縦切り。
期待していた結果と全然違う・・・
ここで冷静になって考えました。
そもそも、レモンの大きさが違うのでは?
同じ容量で調べないと駄目だ。
実験のやり直しが必要、えっ?レモン酎ハイ何杯飲めばいいの?
そうだね、同じ大きさのレモン2個であと4杯、
失敗実験の半分レモンが2個残っているから合計6杯かな。
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本日の実験は終了!
結論
レモンは縦横どの方向に切っても、レモン絞り器が高性能なら変わりはない。
(手絞りでは変わる可能あり)
今回使った絞り器の設計は、横切りを想定していると思われ、縦切りは使いにくい。
そして、バラエティ番組より、私の実験がポンコツだった事が判明。
以上 飲みすぎには注意しましょう。