イギリス人は頑固なの?、スミス2位の絵
MotoGP13戦サンマリノGPの挿絵できました。
勝ったのはマルケスです。
でも今回は2位のスミスを採用。(レプソル描くのが飽きたからじゃないよ)
8耐優勝から、気になっていたライダーです。
耐久の時、長時間走行の最後の最後まで速いペースで走り切り、相当な精神力の持ち主だと感じていました。
今回のレースで、雨が降ってもドライマシンで走り切り、2位表彰台です。
周りに左右されない頑固者と見た。
折角なので、レース後のインタビューをラップチャートで検証。
ブラッドリー.スミス(Bradley.Smith)
国籍:イギリス
生まれ:1990.11.28
予選6位、2列目からのスタート
いいポジションです(No38)、ロッシの定位置だったりしますね。
スタートは可もなく不可もなく、5周目まで6位で走行。
雨
6周目に本降りになった雨、ヤマハ公式のスミス談を読むと、「ピットインするタイミングを逃してしまった」とあります。
勝手な想像ですが、6週目にレディングに抜かれているのが原因では?
イギリス人ライダーは雨が得意です、3位に入ったレディング(No45)もイギリス人、彼も雨が降ってきた時にペースを落とさず上位にジャンプアップしています。
同じ国の新参者に抜かれたら頑張っちゃいますよね。
レディングはこの後コースアウト&転倒して、運良くレインマシンに乗り換える事が出来ました。
[追記]
VIDEOPASS動画の車載カメラNo4にスミス車の映像が流れていました。
この映像を見ると、6週目にレディングに抜かれたのはあまり印象無く、この週のドビチオーゾとのバトルが白熱したのが理由かも。
上位陣がピットインしたので、苦せずトップ争いになっていました。
トップから急降下
スミスのコメントでは「雨は降っても短時間のはず」だからピットインしなかった。
相当なギャンブルですよ。
7・8周で全てのマシンがピットインした為、苦労せずにトップになりましたが、
ウエット路面のスリックタイヤ、転ばずに走るだけでも奇跡。
素人でもわかる、走る障害物となったスミスの順位は急降下。
トップになったタイミングでピットインすればいいのに、頑固ですよね。
[追記]
雨のスリックタイヤ走行、車載カメラ映像を見ると、本当に障害物、右から左からオートバイが突然現れて抜いていきます。
孤独な一人旅で、コースアウト(舗装がある部分)したり危ない場面も映っていました。
不安になったら呪文を唱えろ
きっとスタッフは「ピットに戻らないよ、あれれ、どんどん抜かれてく・・・
オワタ _| ̄|○ 」と思ったに違いありません。
スミス本人も終わったと思っていたらしく、「幸運は勇敢な者に有利に働く。幸運は勇敢な者に有利に働く。幸運は勇敢な者に有利に働く」と自分に言い聞かせていました。
もう運任せですよ。
もしかして8耐でも呪文唱えてたぁ?
晴れた
呪文の効果があったのか、雨が止み、ドライコンディションに回復。
2位にジャンプアップ。
流石に、雨でのタイムロスが大きすぎて、絶妙のタイミングでマシンを乗り換えたマルケスには追いつけませんでした。
でも凄い、チームスタッフ大喜びでしょう、ジェットコースターだ。
[追記]
車載映像を見ると、路面が渇いてゴボウ抜きしている感じは無く、他の車がピットインしたタイミングで上位に上がっています。
本人コメントの「6位ぐらいだと思っていた」がうなずけます。
新参者のイギリス人、転倒したスコットレディングも3位に入賞。
スペイン、イギリス、イギリスの国旗が上がり、前回イギリスGPで表彰台をイタリア人に独占された屈辱のお返しができました。
母国グランプリって、結果残すの難しいです、余計な力が入るからか?
今年のMotoGPは面白い。
以上
参照記事