Access 入門 第6回 イベント出欠管理作成 (マスターとトランザクション)
会員テーブルが完成したので、今度は開催するイベントを管理する、イベント情報テーブルを作成します。
イベントテーブル
[作成] [テーブルデザイン]で必要と思われる項目を追加。
イベント番号は、作成した順に通番で構わないので、オートナンバー型を指定します。また主キーも付けます。
(オートナンバーは勝手に連番を付けてくれる便利な機能)
閉じて、名前をイベントで保存。
イベント情報を入力。
会員情報、イベント情報が完成したので、イベント毎の出欠結果を記録する回答結果テーブルを作成しましょう。
回答結果テーブル(イベント回答)
[作成] [テーブルデザイン]で必要と思われる項目を追加。
テーブル名は「回答結果」にします。
イベント毎の、会員回答結果なので、主キーをイベント番号+会員番号2つセットで指定。
リレーション(親子関係)
[データーベースツール] [リレーションシップ]で各テーブルの親子関係を設定。
会員、イベント、回答結果にリレーションを設定します。
会員と回答結果(会員番号)を線で結び、1対多に設定。(連鎖更新にチェック)
イベントと回答結果(イベント番号)を線で結び、1対多に設定。(連鎖更新にチェック)
この設定で、イベントテーブルに存在しない回答結果は入力できなくなります。
(存在しない会員の回答や、存在しないイベントの回答は登録を禁止する)
1側のテーブルをマスター系テーブル(参照される、親データ、等)、
多側のテーブルをトランザクション系テーブル(溜まっていく、子データ、等)。
と呼びます。
以上 次回に続く