「ばくおん‼」で知るMotoGP お漏らしとジャックナイフ 第4話
ばくおん4話、ドカティのレーサーレプリカ登場、しかもサイドカー付き。
1974年型 750SS イモラレプリカ
1972年イタリア・イモラサーキットで開催された、イモラ200マイルで1・2フィニュッシュしたレーサーの市販バージョンです。
このレース、位置付け的には現在の世界選手権とは違うイベント、マン島TTレースみたいな感じなのでしょうか?
詳しくないので、通りがかりの人教えて下さい。
この当時、MVアグスタ+アゴスチーニ選手がとても強かった時期、ドカティの優勝は衝撃的な出来事だった様です。
話しではドカティストのバイク、デスモセディチRR(公道仕様800万)が、
750ssイモラレプリカに恐れをなし、お漏らし。
車種の分類としては同じレーサーレプリカ、レプリカと言ってもレーサーに保安部品を付け、公道走行に必要な耐久性の高いバーツに変更しただけのバイク。
イモラレプリカは大先輩、いやパイオニア、神なのかも。
偶々でしょうが、前日の世界選手権の決勝レースで最新のGPマシン、デスモセディチGP16も、お漏らししていました。
ライダーはドビチオーゾ#4。
小ネタ
登場したドゥカティストの3名、ライディングスーツのゼッケンから、
下記ドカティ契約ライダーと判明。
(カッコ内はドカティでの年間最高成績)
#21:トロイ・ベイリス(WSBK2001,2006,2008チャンピオン)
#27:ケーシー・ストーナー(MotoGP2007チャンピオン)
#65:ロリス・カピロッシ(MotoGP2006 3位)
id:hobbling さん情報有難う御座います。気が付かなかった、油断できない。
ジャックナイフ
鈴乃木パパのジャックナイフで、尻にスズキのエンブレムって話し。
パパのテクニックは流石です。
ジャックナイフと言えば、前輪をロックさせ後輪を浮かす行為。
ウイリーの反対で、前輪1輪動作。
オフロード車を買った人、1度は試した経験があるのではないでしょうか。
アスファルト道路でゆっくり走って、
フロントブレーキをギュッと握れば、ジャックナイフ完成。
(細かい事は自分で試してみよう、自己責任でね)
これがオンロード(ヨーロピアン)タイプのバイクだと、腕が必要です。
なかなかできません、いや、やりません。
MotoGPライダーはどうでしょうか。
ジャックナイフだと、その場で停止する事になるので、
コース上で見かける事が殆どありません。
後ろから追突される危険があるからね。
過去にはランディマモラ選手が時たま披露。
Ride on ランディマモラ - YouTube (動画10秒付近)
では、今のライダーに関係無いかと言うとそうでもなく、ブレーキング時に後輪が浮いているのを頻繁に見かけます。
ただ、その場で止まらずコーナーに侵入するから、前輪のみで走行する「ストッピー」と呼ばれる行為になります。
なんとストッピーを見せる競技もあり。(頭のネジが緩んでる)
MotoGPでは後輪が地面に着く時、マシンが暴れるからやりたくない行為です。
有名なストッピーは2014年もてぎGPにて、ペドロサが見せた走行。
このバランス感覚、凄い。
以上 5話に続く。