Access 入門 第11回 イベント出欠管理作成 (集計クエリーで分析2)
分析の続きです。
関数
次は未回答者の人数を集計します。
回答日が未入力の人を集計すれば良いので、条件式を書きます。
未回答数: Sum(IIf(IsNull([回答日]),1,0))
[説明]
未回答数: 実行結果の項目名
Sum() エクセルでよく使う合計関数、カッコ内の数字を足し算します。
IIf() 条件式、カッコ内をカンマで3分割 _1_,_2_,_3_
1個目に条件分を書きます 例:[A]=1
2個めに1の結果が正の時に採用する値を書きます
3個めに1の結果が偽の時に採用する値を書きます
今回はIsNull([回答日])なので、回答日が空白ですか?となり、空白の時は1、違う時は0の結果になります。
回答数
回答数: Sum(IIf(IsNull([回答日]),0,1))
未回答者の正偽の値が反対を指定。または[対象者]-[未回答数]でも算出可能。
回答率
回答率: int *1
欠席数: Sum(IIf([回答結果番号]=2,1,0))
回答結果に応じた合計集計です。
実行結果
入力
クエリーの実行結果
完成したaccdbは下記で公開しています。
セントバーナードDEMOライブラリー
Accessのチョットした設定のみで、依頼された要件は満たしました。
とりあえずは完成。
使い勝手を良くするなら、フォーム使った画面や、自動処理用のVBAプログラムなど追加作成します。
気が向いたら紹介する予定ですが、反応が薄いので辞めるかも。