Access 入門 第3回 イベント出欠管理作成 (テーブル正規化)
テーブル作成2(正規化)
会員テーブルができたので、数件入力してみましょう。
画面左の[ナビゲーションウインドウ] [テーブル] でテーブル一覧を表示し、ダブルクリックで開きます。
入力してグループ列に、同じ内容の入力が発生する事が分かります。
この例では、所属するチームが何処か、AかBチームのどちらかを入力。
会員が増えていくと下記の問題が気になります。
- 毎回同じ入力するのは面倒
- 入力もAチーム、Aチ~ム、チームAと間違える可能性あり
- Bチームは仮名で、後日、別の名前に変更の必要あり、修正が面倒
この問題を回避する為に、グループ列は切り出して別のテーブルを作成します。
会員の時と同じ手順でテーブルを作成。
管理する番号が必要なので、グループ番号を設けます。
並び順は役に立つ事があるので設けましょう。
次に、グループ番号が重複登録できないように、グループ番号の行を選択してキー(鍵の絵)をクリックして、主キーを設定。
会員と同じ手順で、グループテーブルが完成したらデータを入力。
次に会員テーブルを修正します。
会員を右クリックして、デザインビューを選択。
先ずは、会員番号に主キーを設定。
グループと補助グループを行削除。
(補助グループは今回の作成依頼で必要な為用意しています)
削除したグループの代わりに、グループ番号を追加。
データ型はグループテーブルと同じ数字型(長整数)。
追加できたらテーブル右上のXで保存。
間違えて最上位のXをクリックすると、DBが終了します。
会員テーブルを再度表示 。
グループ列は消去され、グループ番号列ができました。
入力はグループテーブルに入力している1~3を入力して行きます。
グループテーブルに登録していない5番以降は、エラーを表示して入力不可になりました。
これで、間違い入力は防げます。
数字を入力するのは、グループ数が増えると無理があります。
そこで、次回はAccessの便利機能を紹介します。
以上 まだまだ続く